予見可能性と危険の認識
校長は6月の授業のあとに溺れかけの報告を受け、2回目の授業で水深と監視の欠如を自ら確かめ、泳力の差も知っていたとされる。
危機感とまでは思わず、危険を感じていなかったと述べている。学校は保護者に、中学校のプールは水を浅く張っているため深さはあまり変わらないと説明していた。
校長が学校の説明をどこまで信じたか、また自分の目で見た水深をどう受け止めたか。
報告を受けたことと2回目の授業での立会いは、本人の説明からも確かめられる。危険を感じなかったという言い分は、客観的に危険を知り得た事情と両立せず、予見の成否を覆さない。
